みんかぶが厳選したおすすめの株主優待をご紹介します!
では一体、株主優待ではどんなものがもらえるのでしょうか?
株主優待を受けるためには、証券会社に口座を開設し、株主優待を行っている企業の株式を購入する必要があります。現在、日本国内で株式優待のある企業は1,500社を超えています。
理由2とも関連しますが、株価が下がっても株主優待があるからまあいいか、と大らかに構えられることができるので、日々の株価に一喜一憂しないで済むこともメリットの一つ。
証券取引所で株式を売買できるようになることを「上場」といいますが、企業は上場するために取引所が定める基準をクリアする必要があり、その際に一定の株主数も求められます。株主優待を行うと、優待目当てに少額でも投資する個人の株主をたくさん持てるようになるので、企業にとっては上場廃止のリスクを抑えることにつながるのです。
毎月のおすすめ「株主優待」
株主優待って何がもらえるの?もらうにはどうすればいいの?
ただし、株主優待を受けるためには、権利確定日(株主優待や配当などの権利が得られる日)に一定数の株式を保有していなければなりません。また、保有株式数や保有期間によって優待の内容が変わる場合があるため、事前にチェックしておきましょう。
「株主優待はかつて株主総会に出席した人に会場で配られていたお礼品の名残ともいわれていて、一定数以上の株を持った投資家に自社製品などを企業がプレゼントする制度です。海外ではほとんど見られない日本独自の文化で、およそ1500社が導入しています」と五十嵐さん。
株主優待をきっかけに自社を知ってもらうことができます。また優待品をもらった個人投資家が「こんな優待品(プレゼント)が届いた!」とSNSで宣伝してくれたり、自社のファンになってくれることも。優待券を使って自社の商品やサービスを購入してくれたりといったこともあります。
・配当利回りと株主優待を同時に確認企業から株主に対する特典は、株主優待と配当があります。配当とは企業が得た利益の一部を、株主へ分配するものです。配当利回りとは、購入した株価に対し、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示す数値です。配当を受け取ることも、株式投資で見逃せないポイントの1つです。また、優待利回りとは優待を受けるために株を購入した株価に対し、1年分の優待の価値がどれくらいあるかを数値で示したものです。これらの数値はインターネットでも調べることができます。株を購入する際には配当利回りと優待利回りを同時にチェックするようにしましょう。
・必要株式数と保有年数をチェック保有している株式の数や保有年数によってもらえる内容が異なったり、株主優待の対象を制限している会社もあります。株主優待を受ける際には、こうした条件を確認しておきましょう。
キャピタルゲインはインカムゲインよりも大きな利益を狙えますが、価値が下がると損失を出すリスクがあります。そのため、投資初心者は最初からキャピタルゲインを狙わず、インカムゲインや株主優待に重点を置いた投資を行うと、損失のリスクを抑えられるでしょう。
そもそも株主優待ってどんなもの? どこで購入できるの? 予算はいくら? いつ何がもらえるの? 初心者にはわからないことだらけです。そこで、興味はあるけれど知識ゼロの50代ライターが、専門家に学びながら優待株投資にチャレンジ&レポート! まず1回目では株主優待の基本の「き」を資産運用のプロ、五十嵐さんに教えてもらいます。
株主優待には魅力がありますが、どのような投資にも損失のリスクがあります。優待内容だけに惹かれて投資した結果、企業の株価が暴落して損失を被ったり、優待制度が廃止されたりすることもあります。そのため、投資を検討している企業の事業や業績などをしっかりとチェックして、将来性を見極めることが重要です。長期的な視野で投資を楽しみながら、株主ならではの特典である株主優待を賢く活用しましょう。
みんかぶが厳選したおすすめの株主優待をご紹介します!
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