中江藤樹 子孫

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中江藤樹 子孫

「近江聖人」と呼ばれた江戸時代の陽明学者・中江藤樹(なかえ とうじゅ)。

孝は、孔子以来、儒教が重視した徳。もともとは親に対する子のふるまい方であるが、中江藤樹は、その孝を究極の原理に高め、親に対する子のふるまい方としての孝を、すべての身分の別に関係のない、共通に万人の心に内在しているものとした。したがって日常的に「孝」を中心とする生活を送ることの大切さを説いた。
中江藤樹によれば、自分の身は親より受け、親の身は天地から受け、天地は太虚より受けたものであるから、天地万物は同根一体である。その意味で、孝とは永遠の道理である。そしてその道理が人に現れた場合に人倫の道埋とされる。
孝とは親の子にたいる関係であるが、その前に絶対者への帰属関係であるともいえ、すべてが孝の展開にほかならないととらえた。

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