株式投資は投資先の企業の業績が主な値段の変動要因となります

バイナリーオプション

前章ではFXと株を項目別に比較しました

前章ではFXと株を項目別に比較しました。それを踏まえて、FXと株それぞれのメリットとデメリットを整理していきましょう。FXと株はどちらかがすべての面で優れているわけでもなく、自身の取引スタイルや資金に合わせて適切に選択を行う必要があります。その選択の一助となるようメリットとデメリットをまとめてみました。

投資対象は、FXと株がそれぞれ何に対して投資を行い売買する金融商品かを表します。
FXは世界各国の中央銀行が発行している通貨が対象となります。円や米ドル、ユーロや人民元など世界中の通貨が投資対象となります。一般的にFXではドル/円など通貨ペアと呼ばれる異なる2つの通貨の組み合わせ単位で投資を行います。また、投資可能な通貨や通貨ペアの数はFX会社によって異なるため事前に確認が必要です。また、自動売買や特殊な注文方法などの特色もFX会社によって異なります。
株式投資は証券取引所に上場している企業の株式が対象となります。証券取引所には数万単位の会社が上場しており、その中から投資に適した企業の銘柄を探し出し、そこに投資を行います。近年では、米国や欧州といった海外の証券取引所に上場している企業にも証券会社によっては投資を行うことができるようになったため、その選択肢は数万にものぼっています。日本で人気の投資信託は複数の企業をパッケージにしたものが主流です。

日興イージートレード信用取引では「買方金利(年利)は制度信用2.50%、一般信用3.00%」、「貸株料(年利)は制度信用1.15%、一般信用1.40%」(2021年3月現在)です。仕組みを理解していれば、コストコントロールも可能になります。

フリーターから元手800万円で株式投資をスタートし、総利益50億円を突破したカリスマトレーダーのテスタ氏が、株式投資で勝ち続けるために必要な「投資脳」を育てる方法を4回に分けてわかりやすく解説します。第1回は、実体験を交えながら投資初心者にありがちな「誤解」を解きます。

レバレッジとは投資を行う際に手元の資金(証拠金)の何倍の金額を取引できるかということです。投資を行うにあたって軽視されがちですが、資金効率に大きく関わってくるので意識すべき点です。
FXは最大25倍までレバレッジをかけることができます。つまり、手元に10万円を用意すれば250万円分の取引が可能になるということです。もちろん発生する差損益も25倍となるため非常に資金効率の良い取引を行うことができるのです。ただ、FX会社が設定するレバレッジは最大値となります。そのため自身が取引を行う際には取引スタイルに合った適切なレバレッジ(実効レバレッジ)を選択することが重要になります。一般的に初めてFXを取引する方は、実効レバレッジ3倍程度で取引すると良いと言われています。
株式投資は現物株の場合は1倍、信用取引なら最大約3.3倍のレバレッジをかけることができます。低レバレッジですので、資金効率はFXに比べ良いとは言えませんが堅実な取引を行うには最適でしょう。

しかし、信用取引を使うことで、所有していない株を主に証券会社から借り受け、株価が下落したときに購入することで利益を得られるのです。

取引可能時間は、それぞれの商品を取引できる時間を表します。
FXは平日24時間取引、注文が可能です。日本の祝日でも取引を行うことができるため、投資家の生活スタイルに左右されない投資が可能です。サラリーマンの方や主婦の方でも時間と場所を選ばずに投資が可能となるため、投資に時間を縛られず自由な投資スタイルを構築することができます。
株式投資は、平日9:00から11:30までと12:30から15:00までが取引可能な時間です。日本の祝日には取引を行うことができません。FXに比べて時間的な制約が大きいことは事実ですが、その分集中する時間が限定され、専業投資家の方は値動きを常に追えるという利点があります。株式先物など別の金融商品を織り交ぜることで取引できる時間は延びますが、24時間取引可能なFXに比べると、株式投資は取引できる時間が限られています。

さわかみ投信会長の澤上篤人氏のブログ。ピクテ銀行の日本支店長等を経て。現在は投資信託、さわかみファンドを運用している。割安の株式に対して投資し、割安が解消するまで保有し続ける「バイ&ホールド」の長期投資を基本としている。

それより大事なのは、どれだけ「やりたい」という意欲や心構えがあるかということ。その意欲と、準備と、資金がそろったときが、株をやるベストタイミングといえるのではないでしょうか。

大阪デジタルエクスチェンジ株式会社が運営する私設取引システム“ODX PTS”にて取り扱う商品等にご投資いただく際、ODX PTSの取引参加証券会社を通じてご利用いただく必要があります。ご利用にあたっては、当該証券会社が各商品等について定める手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。なお、証券会社がご負担を求める手数料等は証券会社により異なることがあります。ご利用になる証券会社に手数料等、及びその取引のリスク他注意事項についてご確認いただくとともに、当該証券会社がお渡しする契約締結前交付書面や上場有価証券等書面、信用取引の契約締結前交付書面等を通して詳細をご確認いただけますようお願いいたします。当社は株式PTS(私設取引システム)を運営しており、日本で登録された証券会社を参加者として株式取引等の付け合せを行っております。当社は、特定投資家以外の方に対しサービスを提供しておりません。

株式投資は配当金と呼ばれるインカムゲインを、企業にもよりますが年に1~2回もらうことができます。配当金は株式を保有している株主に対して企業が事業利益の一部を分配する仕組みになっています。一部の企業は高配当銘柄として株主の人気を集めていますが、企業収益が赤字に落ち込んだ場合には無配(配当金なし)となるケースがほとんどです。実際に、昨今の新型コロナウイルスの影響を受けて赤字決算となった企業のほとんどは無配となっています。配当金は当然企業によって異なりますが、東証一部企業の配当金利率は株価に対して2.6%前後となっています。こちらはスワップポイントと異なり、年に1~2回ではありますが、まとまった金額が入ってくるのが魅力でしょう。

空売りとは、信用取引を利用して借り受けた株を売却し、株価が下落したときに購入することで利益を上げる方法です。

金融商品の値段が変動する際には必ず何らかの要因があります。FXと株式では変動要因も大きく異なります。
FXは取引する通貨の国の金融政策や経済状況(ファンダメンタルズ)が主な値段の変動要因となります。各国が発表する政策金利やGDP、また要人の発言でも相場は大きく動きます。多くのFX企業ではこれらをほぼリアルタイムで配信する機能があるのでうまく活用したいです。
株式投資は投資先の企業の業績が主な値段の変動要因となります。決算のみならず新規事業開始のお知らせや業務提携や合併などのIRも値段に影響を与えます。発表を受けてその企業の価値がどう変化していくかということを常に織り込んでいくのです。また、グローバルに事業を展開している企業だとFX同様に海外の経済や為替動向にも株価は左右されるため収集すべき情報は非常に多いでしょう。

投資を検討する際、まず選択肢にあがってくるのがFXと株でしょう。ともに商品の種類や取引手法を始めとする情報も世に多く出回っています。では、FXと株それぞれにどのような特色があって、自分の行いたい投資にはどちらが適切なのかをまずは比較検討する必要があります。比較検討にあたって必要な知識をここでは学んでいきましょう。

今では日本の個人投資家も、米国だけではなく、さまざまな国のインデックスに投資することができますが、中にはなかなか上がらないインデックスも多くあります。日本のTOPIX(東証株価指数)もそのひとつです。バブル期の1989年には2884ポイントを記録しましたが、30年以上経った現在も2000ポイント近辺をうろうろしています。インデックスへの長期投資は、株価が右肩上がりで上がり続けることが前提です。日米の主要株価指数の長期チャートを見比べれば一目瞭然ですが、なかなか上がらないインデックスに投資するのは時間も資金ももったいないと思いませんか?

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