RSIは0から100の範囲で推移し パーセンテージで表されます
価格が高値を更新し上昇トレンドにあるにもかかわらず、RSIが高値を更新できずに下落トレンドにある場合、ベアリッシュ・ダイバージェンス(弱気のダイバージェンス)と判断します。
逆に価格が安値を更新し下落トレンドにあるにもかかわらず、RSIの安値水準が切り上がり上昇トレンドにある場合、ブリッシュ・ダイバージェンス(強気のダイバージェンス)と判断します。
RSIは1本のラインでマーケットの強さ/弱さを確認できるため、多くのトレーダーに使われています。しかし、他のオシレーター系指標と同じく、完全にマーケットの動向を反映しているわけではありません。ダイバージェンスが発生しても『だまし』の可能性が十分にあります。他のテクニカル指標を併用すると同時に、ストップ注文でリスク管理を徹底することをおすすめします。
ダイバージェンスとは逆にヒドゥンダイバージェンスと言う言葉があります。ダイバージェンスはエントリーポイントを探るのに良いと言われているのに対し、ヒドゥンダイバージェンスはトレンド継続のサインとも言われています。仮に揉みあい相場中で、揉みあっている実態では底値を切り上げているのにも関わらず、RSI数値は下向きに進んでいる。こんな状態の事を言います。ダイバージェンスもヒドゥンダイバージェンスもわりと似ている雰囲気もある為、オシレーター逆行現象だけでエントリーポイントを判断するのではなく、実際のトレンドがどこにあるのかを見極めた上でサインとして認識しておく事が重要です。
トレードで成功する近道はありません。ダイバージェンスを身に着けたからと億トレーダーになる訳でもありません。サインの一つと認識をし、現在のトレンドがどちらにあるのかをローソク足の実体で見極めれるようにした方が今後のトレード人生では役に立つのかもしれません。ちなみに僕は1年前まではMACDもRSIも使っていましたが、ローソク足の実体を見ずオシレーターばかり見てしまい、本当の意味での技術向上にはならないと思った為に平均線以外のインジケーターは使っていません。
ダマシの可能性を減らすにはダイバージェンスだけではなく、チャートパターンや他のテクニカル指標と組み合わせて使うことが有効になる。前述したダウ理論やレジサポラインといったチャートパターン、RSIやRCI、一目均衡表、長期の移動平均線などのテクニカル指標と組み合わせると、より根拠が強くなるためおすすめだ。
RSIは0から100の範囲で推移し、パーセンテージで表されます。RSIが70を上回る場合は『買われ過ぎ』と判断します。一方、30を下回る場合は『売られ過ぎ』と判断します。
RSIやMACD、ストキャスティクスなどが代表的なオシレーター系のインディケーターです。
相対力指数(RSI)は、『Relative Strength Index』の頭文字をとった略語です。日本語では『相対力指数』と呼ばれています。ストキャスティクスと同じく、RSIもマーケットの『買われ過ぎ』もしくは『売られ過ぎ』を判断する時によく使われるテクニカル指標です。
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