fx 損切り 設定
FXトレーダーであれば、損切りの重要性を考えたことがあるでしょう。プロトレーダーのような継続的な利益を出している人は、トレードごとに必ず損切りのポイントを定めています。損切りをせずにプロトレーダーになることは、ほぼ不可能です。
そんな重要な損切りですが、トレード経験の浅いトレーダーほど、なんの根拠もなく感覚的に損切りポイントを定めていることがあります。損切りの重要性を理解していても、根拠のない損切りポイントでは安定した収益を出せません。今回は、プロトレーダーも実践している理論に基づいた損切りポイントの決め方を解説していきます。
FX初心者は、根拠なしに感覚的なトレードをし、小さな損切りを繰り返して資金をなくしてしまいがちです。しかし、ひとつの基準を設けるだけでそれを避けることができると、株式会社ソーシャルインベストメントの清水一喜氏はいいます。みていきましょう。
いずれにせよ「人間にはこういう習性がある」というのを理解し、損切りをためらうことがないように注意する必要があります。
これを防ぐためには、やはり新規取引をする際に損切りラインを設定しておくことが大切。もしも想定以上に相場が逆行したら、決めておいたとおりに損切りを実行しましょう。
冒頭で触れたとおり、損切りとは「含み損を決済する」という取引です。これによって、含み損は「実際の損失」として確定されます。
いさぎよく損切りをすれば、また新たに仕切り直すことができます。「損切りしたくない」という理由で両建てをすることには意味がありません。
ここでは、FXの損切りの具体的な3つのやり方について解説します。
では、ここからは実際の「損切りのやり方」について解説していきます。
StoplossとTakeprofitを設定すると、ポジション設定画面は以下のとおりになります。
FXの損切りとは損失を確定する行為のことであり、別名「ストップロス」とも呼びます。特に初心者の方は、利益を重視する傾向があります。含み損のポジションを保有していても損失を受け入れられず、損切りができない方も多いです。
上の図のとおり、利益1.2:損切り1以上の割合(リスクの1.2倍以上の利益)で設定するのが基本です。この割合未満の利益しか期待できない相場ではエントリーしません。
すでに保有している株やポジションに対してOCO注文を設定すると、相場が予想どおりに進めば利益確定、逆行した場合には損切りを自動的に行ってくれます。その際、どちらかの決済が執行された時点で、もう一つの決済注文はキャンセルとなります。
MT5のストップロス設定方法の解説は以上です。
損切り(コスト)の目安は、バルサラ破産確率から求めることができます。バルサラ破産確率とはトレード資金がなくならないことを目的に、1回あたりの適切な取引量を求める計算式のことです。
もう一つ重要な損切り方法が、狙う利益と損失額の比率で損切り基準を判断する方法です。「リスクリワード」とも呼ばれています。
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