プロ インジケーター 使わない
インジケーターでおこなうテクニカル分析には多くのメリットがある一方で、当然デメリットもあります。
ボリンジャーバンドのσ(シグマ)は値動きのバラつきの程度を表していて、+2σを超えたら上昇し過ぎと判断して「売りサイン」-2σを超えたら下落し過ぎなので「買いサイン」といった見方をします。
トレンド系同様に、オキシレーター系にもさまざまなインジケーターが存在します。
いくつかのインジケーターを使って、全てのインジケーターで売買のサインが出たときにだけ動く、など自分の取引ルールを作るのもおすすめです。
また、トレンドの障害となるサポートラインやレジスタンスラインを認識することで、反転のリスク回避が可能です。
インジケーターを活用して現在の状況が上昇、下降、横這いのどのトレンドにあるのかを認識することで「売り」「買い」「様子見」の中でどの行動をするべきかがハッキリします。
オキシレーター系のインジケーターは、トレンド系インジケーターが機能しない方向性のない相場で多く使われます。
それぞれのインジケーターを表示したら、トレンド系のインジケーターで相場全体のトレンドを掴み、オキシレーター系でエントリーポイントを見つけます。
逆張りは順張りよりもエントリーポイントが多く、ベテランの投資家が多く使う手法です。FX初心者はインジケーターの利用に慣れるためにも、どちらかに絞り込んでトレードすると良いでしょう。
順張りと逆張りは対となるトレードのため、インジケーターでチェックする売買のエントリーポイントが異なります。
前述したようにトレンド系、オキシレーター系にはそれぞれ特徴があります。トレンド系のインジケーターのみを活用すると、シグナルが重なったり「ダマシ」の遭遇率が上がったりして、思うような効果を得られません。
MACDは、移動平均線の応用で生れたテクニカルチャートです。短期の移動平均線と、中長期の移動平均線の2本のラインを使って相場を予測します。
インジケーターにはさまざまな種類があるため、メジャーなインジケーターをいくつか使用してみて、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。
ストキャスティクスは、一定期間の変動幅と終値の関係から「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断するインジケーターです。期間中の高値および安値と、現状の価格を比較して算出される指標で、RSIに似た性質を持っています。
MACDはトレンド形成時に威力を発揮する反面、ボックス相場には弱いため、ほかのインジケーターとの併用がおすすめです。
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