お金持ちは目に見える目標を持って 紙に書き記しています
一流のお金持ちは早起きが得意です。朝の時間を大事にして、仕事開始に備えます。朝から運動する人や、家の周りを掃除する人など習慣はそれぞれ。早起きをするために自然と早寝になり、健康的な生活習慣が身につきます。
収入が多くても、使うお金が多ければいつまで経ってもお金は貯まりません。ただ漠然とお金を使っているとついつい使いすぎてしまうもの。お金持ちになる人は「毎月○万円貯蓄する」「毎月○○の口座に積み立てる」など、自分の貯蓄ルールを持っています。
お金持ちほど、自分が何にお金を使ったかを覚えている。つまり、この支出が必要なものなのかどうかを考えてお金を使うので覚えていられるのだ。そもそも何にお金を使っているのか分からないのならば、毎月の家計簿をつけて確認するしかない。そしてさらに、その使ったお金は、将来お金になるための支出なのか、どうかまでを考えて欲しい。
お金持ちは目に見える目標を持って、紙に書き記しています。今月の目標、今年の目標、3年後の目標、10年後の目標…というように、短期間から長期間の目標まで、明確なビジョンを抱いているのが特徴。途中で目標が変わることもありますが、臨機応変に軌道修正をして、最終的なゴールを目指します。
お金持ちになるためには収入を増やすだけでなく、無駄な支出を減らすことも大切です。
お金持ちは日常の生活空間をきれいに保っています。机の上もすっきり片付いているため、必要なときに必要なものをすぐ取り出して使うことができます。時間の短縮になるのはもちろん、ストレスなく仕事ができるので効率も上がるでしょう。
有料サイト、定期購入などになんとなくお金を使い続けていませんか。「やめたら困るかもしれない」とか「今やめたらもったいない」という気持ちが働く人も多いでしょう。お金持ちはそんなときでも決断が早く、不要なものはすぐにやめます。
お金持ちに共通する特徴は?
さらにお金持ちは、良いものを長く愛用します。シンプルな服装でも高級な素材だったり、着心地の良いアイテムだったりとこだわりを持って選んでいるのです。気に入ったものを長く使うため、その人特有のファッションが完成しています。
お金持ちになるなら、今ある収入を増やすしかありません。収入を増やす方法の1つが、資産運用。投資をすることによって会社員なのに1億円以上の資産を持つ「億り人」が急増しているのです。
お金持ちの多数は、長財布を使っています。ふたつ折りの財布はお札を折り曲げて入れるため、お金への敬意がないと考えられるからです。そのほかにも、お金にとって居心地のいい財布を意識してみてください。レシートや領収書などでごちゃごちゃになったお財布はNG。お札の向きは常に揃えて、きれいな状態を保ちます。長く使えそうな財布を選び、布で拭くなどのメンテナンスも欠かしません。
最後に、お金持ちになるまでの方針について思うことを書きます。
お金持ちは経験にお金を使います。貯蓄額が増えるのは素晴らしいことですが、その分だけなにかに触れる経験を逃しているとも言えます。旅行ひとつとっても、その土地の文化を知ることができる貴重な経験です。
さて、もっとも簡単な節約は、時間外手数料の発生する時間に銀行(コンビニATMなど)を利用しないことかと思います。銀行から受け取る利子、銀行に払う手数料…銀行の取引を投資などビジネスシーンの縮図と考えたとき、ようやくいただけた利子が、いとも簡単に支払手数料に消えてしまう。そう、出費の方が大きい場合、お金は貯まりませんよね。銀行の手数料をできるだけ払わないようにする努力は、最初に実践できるお金持ち体質になるための簡単な訓練ではないかと考えます。
ある日、大富豪の老紳士と出会った20歳の女子大生が、愛されて幸せなお金持ちに成長していく衝撃のお金持ち小説『職業、お金持ち。』。発売5ヶ月で4刷と好評の本書から、読むだけで「大富豪マインド」に生まれ変わるストーリーの一部を公開! 今回は、えびすさまが話す「金持ち界」の常識について。
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