macd ゴールデンクロスとは

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macd ゴールデンクロスとは

MACDラインがシグナルを下から上に抜けることを、ゴールデンクロスと呼びます。移動平均線を使う場合には、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜く場面となります。

ゴールデンクロスとデッドクロスでは、各テクニカル指標における2つのラインが用いられ、それぞれの動きが交差するポイントを参考にして売買タイミングを見極めます。

ですが、MACDでは0ラインとのゴールデン・デッドクロスだけを根拠としてエントリーはするのは危険です。MACDラインが0ラインを通ったのでトレンド方向へエントリー、という根拠だけでは弱いです。

移動平均線やMACDだけで相場のトレンドを把握する方法もありますが、そこにゴールデンクロスとデッドクロスの知識を加えることで、より分かりやすくサインを読み取れるようになります。

12EMA(短期のEMA)が26EMA(長期のEMA)のゴールデン・デッドクロスを経てトレンドが転換する際には、この0ラインを通ります。

MACDラインとシグナルラインのゴールデン・デッドクロスは、あくまで価格が反転を示唆していると判断するべきあり、トレンド転換が発生した確定させるにはまだ早いです。

「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」は、移動平均線やMACDなどのテクニカル指標を参考にして見られるサインのことです。

これらはグラフのゼロライン(ヒストグラムが0を表すラインのこと)から離れたところで発生した場合に、売買サインの確度が高まります。また、ゴールデンクロス発生後にMACDのラインがゼロを上回った場合は買いサイン、逆にデッドクロスの後にMACDのラインがゼロを下回った場合は売りサインと言えます。これらは売買サインとして有効で信頼度が高いと言われており、確度の高い投資機会を狙っている方は、これらのサインを待ってからエントリーするのも1つの戦術といえるでしょう。

この時に角度をつけて0ラインを通過しているのであれば、信頼性の高いゴールデン・デッドクロスであると判断できます。

上の画像では、0ラインとMACDラインがゴールデンクロスし、MACDラインが0ラインを上方向に抜けていくところを示しています。

というように、レートが高値と安値を行き来するレンジ相場を挟む可能性があります。このような相場においては、ゴールデン・デッドクロスが多発し有効なエントリーにはならないケースが多いです。

ヒストグラムも単体でシグナルとして活用することができます。前述の通り、ヒストグラムはMACDとシグナルの差を表しています。つまり、MACDとシグナルが交差した時に、ヒストグラムは0になります。MACDとシグナルがゴールデンクロスになった時は、ヒストグラムは「マイナス→0→プラス」に転じます。逆に、MACDとシグナルがデッドクロスになった時は、ヒストグラムは「プラス→0→マイナス」に転じます。言い換えると、ヒストグラムがマイナスからプラスになった時は買いのサイン、プラスからマイナスになった時は売りのサインと捉えることができます。

従って、ゴールデン・デッドクロスを根拠としたエントリーを行う場合は、ゴールデン・デッドクロス発生時の勢いや現在の相場がどのような状況にあるか、など総合的に確認することが重要です。

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