月足macd ゴールデンクロス

バイナリーオプション

月足macd ゴールデンクロス

システムトレードでも組み方によってはそうした条件も考慮できるのかもしれませんが、今回僕が構築したルールは前述の通りとてもシンプルなもの。上に月足のレジスタンスがあろうが、下にサポートがあろうが、レンジだろうがおかまいなしでサインが出れば問答無用でエントリーします。ただし、逆行すれば直ちに、かつできるだけ小さい損失幅で損切りです。

ヒストグラムも単体でシグナルとして活用することができます。前述の通り、ヒストグラムはMACDとシグナルの差を表しています。つまり、MACDとシグナルが交差した時に、ヒストグラムは0になります。MACDとシグナルがゴールデンクロスになった時は、ヒストグラムは「マイナス→0→プラス」に転じます。逆に、MACDとシグナルがデッドクロスになった時は、ヒストグラムは「プラス→0→マイナス」に転じます。言い換えると、ヒストグラムがマイナスからプラスになった時は買いのサイン、プラスからマイナスになった時は売りのサインと捉えることができます。

時間軸が短いほど信頼性は落ちてしまうので、日足や月足など、時間軸の長いもので相場の方向性を見るのがオススメです。

図表の買①及び、売①箇所。MACDとMACDシグナルのゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り。

ゴールデンクロスについて詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

MACDラインがシグナルを下から上に抜けることを、ゴールデンクロスと呼びます。移動平均線を使う場合には、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜く場面となります。

それに対して、MACDは、短期と長期の指数平滑移動平均線の「幅」で、典型的な売買シグナルは、MACDとその移動平均線であるシグナルがゴールデンクロスしたら買い、デッドクロスしたら売りです。この場合、過熱したトレンドが収束して、逆方向に向かうところでエントリーするので、オシレーター系の逆張り手法ということができます。

ゴールデンクロス・デッドクロスが開発されたであろう当時の状況を考えると、当時は今のようにコンピューターも普及していない時代で、使えたとしても今のようにリアルタイムで値動きを表示なんていうことはできなかったであろう状況が推測されます。

これらはグラフのゼロライン(ヒストグラムが0を表すラインのこと)から離れたところで発生した場合に、売買サインの確度が高まります。また、ゴールデンクロス発生後にMACDのラインがゼロを上回った場合は買いサイン、逆にデッドクロスの後にMACDのラインがゼロを下回った場合は売りサインと言えます。これらは売買サインとして有効で信頼度が高いと言われており、確度の高い投資機会を狙っている方は、これらのサインを待ってからエントリーするのも1つの戦術といえるでしょう。

移動平均線やMACDだけで相場のトレンドを把握する方法もありますが、そこにゴールデンクロスとデッドクロスの知識を加えることで、より分かりやすくサインを読み取れるようになります。

こんにちは、サバイサバイFXです。 今回は、タイトルにもある通り「MACDのゴールデンクロスだけで勝てるのか?」という疑問に対して、30年分のデータを使って検証した結果について共有していきたいと思いま …

ゴールデンクロスとデッドクロス
短期の移動平均線が中期の移動平均線を下から上へクロスすることをゴールデンクロスと言い、買いのサインと言われています。
逆に短期の移動平均線が中期の移動平均線を上から下へクロスすることをデッドクロスと言い、売りのサインと言われています。
移動平均線の算出にあたり、何日の平均を使用するかは特に決まっていませんが、日足であれば5日線と25日線(21日線)の組み合わせや、週足であれば13週と26週の組み合わせなどが一般的に使われています。

もし、ゴールデンクロス・デッドクロスが使い物にならない代物なのであれば、現代までその名が受け継がれることはないと思うのです。

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