fx 損切り 50pips
しかし、具体的に損切りラインの数字を決めても、「もう少し待てば相場が戻るかも」などと期待してしまうこともあるかもしれません。損切りをする際には、含み損がこの金額までになったら損切りをするというルールを守ることが重要です。
このように損切りしないと単純な損失だけでなく、利益を上げるチャンスを失い、心理的なダメージも受けてしまいます。
テクニカル分析を利用して損切りをする際には、このだましにあったからといって感情的にならないように次の取引をすることも重要です。
短時間で決済するスキャルピングでは数pips程度、その日のうちに利益を取るデイトレードでは数十pips程度が目安になります。それ以上の中長期で取引を行うスイングトレードなら、100pips前後までは損切りせずに様子を見たいところです。
OCO注文とは「One Cancels the Other」を略した注文方法です。指値と逆指値の決済を同時にセットし、相場がどちらに動いても対応できるようにします。「利益確定もしくは損切り」の決済注文を出すことができるのが特徴です。
リスク回避のために損切りシステムがありますが、初心者の方だとパフォーマンスが安定しないことも考えられます。コントロールが上手くいかない場合だと、資金管理を上手にすることができないでしょう。最初は小さなポジションを保有し、実際に取引をしてみながら経験を積んでいくことがおすすめです。
トレーダーAはドル円(USDJPY)が99円になったときに損切りしたため、1万円の損失が確定しましたが、トレーダーBは「いつか利益になるだろう」と、損切りせずにポジションを保有し続けました。その結果、ドル円(USDJPY)は95円まで下落し、トレーダーBは強制ロスカットによって5万円の損失を負いました。
また、自分で決めたマイルールを守ることに意味があります。実際に取引で損失が大きくなっていくと「もう少し待てば相場が回復するかもしれない」と待ちたくなってしまうことがあります。しかし、この迷いが大きな損失を生んでしまうことになりかねないので、決めた値で損切りするようにしましょう。
その結果、通常よりも高いロットで取引したり、普段エントリーしない箇所でエントリーしたりと、ギャンブル的な投資をしてしまう恐れがあります。こうなってしまった場合、FXで勝っていくのはほぼ不可能です。冷静な状態を保つために、損切りを徹底しましょう。
損切りしないでポジションを持ち続けると、目先の利益の他にもマイナス面が出ます。1つは、含み損が増えていくほど、ますます損切りしにくくなることです。 「ここで決済したら給料と同じくらいのお金が吹っ飛ぶ」と思うと、怖くて塩漬けにしたくもなるでしょう。 そうするうちに損切りのタイミングを失い、心理的にも追い詰められます。
テクニカル分析を使って、損切りするかどうかを判断するのも良いでしょう。移動平均線を使う場合に、「チャートがラインを下回ったら、もしくは上回ったら損切りをする」という方法です。ただし、テクニカル分析を使うと発生する「だまし」には注意が必要です。だましとは、テクニカル分析の売買サインと反対の値動きをする事を言います。だましはテクニカル分析ではよく起こります。
例えば同じ米ドル/円の損切りで「2万円の損失が出た」場合でも、投じた資金が100万円と1億円とでは、パフォーマンスの評価が変わるでしょう。 そのままではピンと来ませんから、pipsを単位にしてみましょう。すると前者の損切りラインは200pips、後者は2pipsと明確に表現ができ、大きな違いがあるのが分かります。
まず注文種別を「注文の変更または取消」とし、買いで入った場合は左の逆指値欄に今より安い損切り用の値段を入れます。 例えば米ドルを112円で損切りするなら、その金額を入力するということです。 その後、実際に112円にまで下がったら、売り注文が執行されます。
トレール注文は、指定した損切り価格が相場に合わせて変動する特徴があります。レートが上昇すると、逆指値注文の値も上昇していく注文方法です。わかりやすくいうと、逆指値がレートについていくイメージです。
売りから入った場合はその逆です。 ドルが114円に上がった時点で損切りしようと思ったら、114円の位置に逆指値注文を入れましょう。 その後、実際に114円にまで上がったら、逆指値が刺さって買い注文が執行されます。
コメント