fx 損切りしないとどうなる
相場の格言に「見切り千両、損切り万両」という言葉があります。
FXを始めたばかりの初心者の方は、「損切りしたものの、数分から数時間後に元のレートに戻ってきて損切りをしたことを後悔する」なんて経験をしたことはないでしょうか?
2998万円が一気に無くなるくらいの高レバレッジでの取引が原因。低レバレッジと早目の損切りで大損は防げる。
しかし、損切り貧乏になるからといって、適時に損切りを実行しないと、損失がさらに膨らみ「損切らない貧乏」になってしまうのです。
損切りした結果5%のマイナス、でも損切りせずに持ち続けていたらマイナス20%の含み損…というのであれば、損切りをした結果、マイナスを小さく抑えられたことになります。マイナス20%をマイナス5%で抑えられたのなら、これは差し引きプラス15%と同じ効果を得ているのです。
そんな時にぜひ皆さんに確認していただきたいのが、「もし損切りせず、持ち続けていたらどうなっていたか」ということです。
借金をしてトレードをするのはNG!絶対に負けられない状態でトレードをすると、心の余裕が無く、損切りができなくなり大損しやすい。
したがって、筆者は損切りした銘柄については、損切り後も日々株価チャートをウオッチして、反転上昇に転じたときに買い直しをするようにしています。
高レバレッジが原因。低レバレッジで損切り注文を入れていれば防げた。FXは無くなっても問題が無い余裕資金でするもの。
ところで、損切りした後にその株の株価が上昇しても買い直しをしない方が多いですが、それも損切り貧乏の原因の一つになります。一時的な下落で損切りとなってしまっても、その後株価が切り返して大きな上昇につながるケースも多々あるからです。
FX取引で利益を得るためには、損切りルールを徹底することも大切です。
また、筆者自身も損切りが何度も続くことがあり、当然ながら気持ち的にもよくありません。
しかし、私は「株価が下落したから」という理由で「損切り」をしたことはありません。といのは、やはり業績を頼りに投資をして、その後の配当をあてにしているからです。株価が上がれば利益を確定する、という売買をしているわけではないんです。ただし、これが正解とは言い切れません。なぜなら、株価下落の背景として、大口の投資家が上場会社のネガティブな面を先に見抜いていたり、先に情報を入手して売り抜けていたりする場合もあるからです。
でも、株式投資を始めたタイミングが下落相場だったり、横ばいのトレンドだったりすると、いきなり損切りの連続…ということも考えられます。
全ての資金を失う前に損切りをしなかったのが原因。税金分は別口座に保管するのが基本。
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